硝酸態窒素の多い野菜と少ない野菜グリーンスムージー作りに!
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野菜に含まれる硝酸態窒素は、人体へ取り込まれると亜硝酸へと還元されます。
この亜硝酸は、血液中のヘモグロビンと結合し、
酸素の運搬量を下げ、呼吸障害を起こす可能性がある!
として、恐れられていて、
海外では野菜の硝酸態窒素の規制値が定まっていたりします。
じゃあ、大量の野菜を摂取するグリーンスムージーは、
体に良くないのでは!?と思いますよね。
確かに、グリーンスムージーに利用する葉物野菜は、
硝酸態窒素の含有量が多い傾向があります。
しかし、硝酸態窒素は野菜にとって必要不可欠な栄養素であり、
どの野菜にも多かれ少なかれ含まれています。
硝酸態窒素と、硝酸態窒素を恐れて野菜を
食べないことではどちらが健康への被害が大きいのか。
硝酸態窒素の危険性があやふやな現在では、
野菜を食べないことの方が、健康を損ねる可能性があると
言われていますます。
そこで、硝酸態窒素含有量の比較的多い野菜と
少ない野菜をご紹介しますので、
今後のグリーンスムージー作りに生かしてみて下さい!
目次
硝酸態窒素の多い野菜
ホウレンソウ、小松菜、チンゲンサイ、ハクサイ、
ブロッコリーの茎、ニラ、水菜など。
これらの野菜には硝酸態窒素が多く含まれています。
そして、同じ種類の野菜でも色が濃く、
エグミの強い物の方が硝酸態窒素の含有量が多いです。
硝酸態窒素の少ない野菜
キャベツ、レタス、きゅうり、アスパラガス、
茎以外のブロッコリー、トマトなど。
終わりに
グリーンスムージー作りに必要な葉物野菜は、
比較的硝酸態窒素の量が多くなっています。
どうしても気になる方は、硝酸態窒素の少ない野菜と組み合わせたり、
ローテーションすることで、硝酸態窒素の摂取量を減らすことができます。
栄養面からも、毎日同じ野菜ではない方がいいので、おすすめの方法です。
硝酸態窒素を減らす!安全なグリーンスムージーの作り方!
グリーンスムージーの危険性が指摘される
原因の一つに「硝酸態窒素」の存在があります。
硝酸態窒素にどれほどの影響があるのか、
実はハッキリしていないというのが実態。
しかし、なるべく体内に取り込まない方が
良いことは事実なので、少しでも減らす方法をお伝えします。
そもそも硝酸態窒素って何?
植物の必須栄養素の一つに窒素ががあります。
窒素成分は、土壌に含まれていたり、肥料で与えたりするのですが、
植物が取り込む際に硝酸態窒素として取り込むことになります。
硝酸態窒素を人体に取り込むと、
亜硝酸に還元され吸収されるのですが、この亜硝酸が人体にとって有害。
ただ、植物から摂取した硝酸態窒素がどの程度亜硝酸へ還元されるのかは、
良くわかっていません。
硝酸態窒素の摂取量をを減らす方法!
とはいえ、なるべく減らせた方が健康への影響が少なそうです。
グリーンスムージーを作る場合、事前に対策を施しましょう。
1.茹でる!
硝酸態窒素は、茹でることで
その含有量が半分程度になると言われています。
2.硝酸態窒素含有量の少ない野菜を選ぶ
硝酸態窒素の多い野菜は、ほうれん草やサラダ菜、
ちんげん菜に小松菜など、葉物の野菜です。
また、比較的含有量の少ない野菜は、
サラダほうれん草やきゅうりピーマンなどです。
葉物野菜はグリーンスムージーの要ですので、
まったく使わないのはなかなか難しいですが、
含有量の少ない野菜と交互に使うなと工夫すれば、
トータル摂取量を減らすことができます。
3.葉の部分を避ける
硝酸態窒素は葉の部分に多く含まれています。
葉をとり、茎の部分だけを利用すれば、
硝酸態窒素の摂取量を減らすことができます。
このように、硝酸態窒素を減らす工夫をすれば、
より安全なグリーンスムージーを作ることができます。
ぜひ今後の参考にしてくださいね。